「不登校問題」交流と相談会 発達障害を背景に持つ不登校は、ありのままを肯定する共感的対応だけでは 不登校が長期化することがあります。発達障害への早期の適切な対応が必要です。 日時:5月20日(水曜日)、10時30分〜12時 ※隔月の第3水曜日に行います。 場所:SKCキッズカレッジ学習室 参加対象:保護者 予約をお願いします。電話またはFax:077-511-9589 参加費:500円、保育はありません |
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□SKCキッズカレッジの基本的スタンス 滋賀大キッズカレッジ(現SKCキッズカレッジ)にも不登校をきっかけにする相談が増えています。背景に発達障害があることが少なくありません。 不登校の背景に発達障害がある場合、年少児、低学年から不登校、学校嫌いが生じることがあります。その場合、不登校は二次的症状(二次障害)と考えられるので、まず発達障害に適切に対応することが重要になります。 発達障害にもいろいろあります。いくつかの発達障害が重複(併存)することも少なくありません。 とりわけ、「見えない障害」といわれる読み書き障害は、目立たないだけに子どもにはずっしりとのしかかり大きなストレスを生みます |
□「安心と自尊心」が基本です。 しかし、「共感と受容」、「自己肯定感」だけでは不十分です。 発達障害、学習の困難に適切に対応することがまず必要です。 |
□不登校の背景に発達障害が疑われるというのはどういう場合ですか? ◇対人関係がもともと苦手な場合 ◇こだわりが強い場合、一番でないときがすまない。負けると大騒ぎになる、など ◇特定の学習に顕著な困難がある場合、特に理解はできているのに読み、書き、計算が困難な場合 この場合の「困難」とは、勉強しているのにできない、すぐ忘れるなどです。 ◇不安が強く、夜一人でトイレにいけないなども要注意です。 このような場合、できるだけ早く相談と検査が必要です 。 |
□不登校への基本的スタンス □現代不登校問題 |
□学校との関係づくり |
□ 思春期問題 |
□進路の見通しをどう切り開くか? |
□引きこもり |
□医療とのかかわり、関係づくり |
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□スマホ・ユーチューブとどう付き合うか? |
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資料 | ||||
最近の不登校動向 | ひきこもり | 海外の不登校事情と研究 | ||
□「ひきこもり」概念の成立 不登校との関連で 関連する論文→ |
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日本財団不登校傾向調査報告書2018 | 出現率 基幹学校と障害児学校の2つが最も多い。 約8%が卒業証書なく学校を終了する。 基幹学校生徒が30%に上り、その多くがサボりだった。 続き |
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□教育行政・学校 □文科省:不登校方針 □滋賀県の不登校実態 □内閣府:40-65歳引きこもり調査概要2019 ここから→ |
授業への出席は義務、出席させなかった時の罰則は、・・・続き | |||
□大学生と不登校問題、発達障害と不登校 ここから→ | |
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<発達障害と不登校>関連文献 井上善之・窪島務(2008):発達障害に背景をもつ学校不適応に関する研究−不登校についての文献的検討−滋賀大学教育実践センター紀要パイデイ |
SKCキッズカレッジの居場所と学習室ー「コスモ+プラス」ー
居場所スペースの拡張がほぼ完成しまし、子どもたちの活動スペーとし運営中です。
乞うご期待(期待されすぎてもこまりますが。そこはキッズカレッジ。なんでもあり)。
発達障害が背景にあり、二次的行動として不登校および不登校傾向にあるキッズカレッジ学習室の子どもの「居場所」としての「コスモ+プラス」です。「コスモ+プラス」は「宇宙的・・・」であいまいな、それでいて自由で創造的な何かを意味しているというようなイメージです。
発達障害と不登校傾向のある子どもへの対応の原則は、まず発達障害に視点を置き、その二次的状態として不登校を捉えることが重要です。そこから一人ひとりの未来が開かれてきます。
そのためにも、たんなる居場所ではなく、またただ見守るだけでなく、不登校の背景にある学習面、社会性の困難への支援と教育指導を行うことが必要です。
「コスモ+プラス」は、当面は、キッズカレッジ会員を対象とする「安心と自尊心」を基本とする居場所と学習支援の場として運営します。
いずれは会員外にも門戸を開放したいと思っていますが、一番大きい問題は、なんといってもスタッフ不足です。
ボランティア募集 関心と意欲のある方、ご連絡ください。
活動内容と方法 | |
「安心と自尊心」をモットーに ・居場所 ・学習室 やりたい勉強をする、わからないところから進める、教えてもらうことを拒否しなくてよい安心 |
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